株式会社つむぎデジタルパートナーズの山田です。いつもお読みいただきありがとうございます。
製造業の見積もり業務は、会社ごとにやり方が異なり、ベテラン頼みで属人化しやすい仕事です。今回は、その課題に取り組む 「見積もり作成アプリ」 を、AIで自作した実例をご紹介します。
こんな悩みはありませんか?

- 見積もりはベテランの頭の中にあり、その人がいないと止まる(=属人化)
- 図面を見ながらの手計算で、1件に時間がかかる
- 担当者によって金額にバラつきが出る
- 商談中にその場で概算を出せず、受注機会を取りこぼす
見積もりは受注の入口です。ここが遅い・属人的だと、それだけで商機を逃してしまいます。
AIで「見積もり作成アプリ」を作りました
まずは動画で、アプリの動きをご覧ください。
このアプリでできることは、次のとおりです。
- 図面PDFをアップロードするだけで、AIが 全長・最大外径・歯車諸元 を自動抽出
- 素材形状や工程(旋盤・ホブ・研磨など)を選ぶと 加工費を自動計算
- 加工条件・チャージ・段取り時間など、自社のやり方に合わせて細かく設定できる
- 計算結果は PDFでそのまま出力。商談中の即時見積もりにも使えます
その結果、ベテラン頼みだった見積もりを 若手でも対応可能 にし、商談のスピードが上がって 取りこぼしを削減。システム会社に依頼すれば数百万円かかる仕組みを、低コストで実現 できました。
実は今、「専門家でなくても作れる」時代です
ここがいちばんお伝えしたいところです。

数年前まで、こうした仕組みは数百万円のパッケージか、専門業者への開発依頼が当たり前でした。しかし今は、AIが「作り方」を教えてくれるため、見積もりの実務をいちばん分かっている人自身が、自社に合ったアプリを作れるようになりました。
見積もりのロジックは会社ごとに千差万別です。だからこそ、自社の考え方に合わせて作るのがいちばん合います。市販パッケージの「うちのやり方に合わない」という悩みも、自作であれば最初から避けられます。
御社の見積もりも、自動化を検討してみませんか
「うちの見積もりでもできるのだろうか」という疑問だけでも歓迎です。お気軽にご相談ください。

当社では、次のような形でお手伝いしています。
- 業務アプリ・システム開発:御社の見積もりルールに合わせた専用アプリを、一緒に作って自社仕様に育てます
- 生成AI活用・研修:「何から始めればよいか」という段階から、自社の業務をAIで改善できる状態まで、経営者・担当者に1対1で伴走します
「うちの見積もりはかなり複雑だが対応できるか」「社員にAIを使いこなせるようになってほしい」といったご相談も承っています。まずは60分の無料相談で、御社の現状と課題を一緒に整理するところから始めます。
筆者:山田 真史(株式会社つむぎデジタルパートナーズ 代表取締役)。元・自動車メーカーの生産技術/機械メーカーの調達バイヤー。製造現場と大手調達の両方を知る立場から、中小企業の業務改善・AI活用を支援しています。